オーストラリアの食事といえば、オージービーフやバーベキューなどの肉料理が思い浮かびますよね。それも間違いではありませんが、オーストラリアの人達は健康的な食事が大好きで、実はサラダをよく食べるのを知っていますか?
オーストラリアで料理をしよう!日本ではあまり使わないオーストラリアの野菜
ベジタリアンやビーガンの人はもちろん、ランチのメインとしてサラダを食べる人も多くいます。そのため、とっても魅力的なサラダメニューをそろえているレストランも数知れず。
ボリュームもレパートリーもいっぱいのサラダをさっそく見ていきましょう!
サラダによく使われている素材!カラフルな野菜たち
オーストラリアで食べるサラダは、葉っぱだけということはなくとにかくいろんな素材が入っています。その中でも、日本ではあまりサラダに入っているのを見かけないような素材を挙げてみました。
ビートルート(ビーツ)
ボルシチに使われていることでも有名な赤い根菜です。見た目は赤いカブに似ていますが、熱することで甘みが強く柔らかくなります。サラダに入れるときは生のまま千切りにされていることが多く、じゃがいものようにシャキシャキとした食感です。
オーストラリア人が大好きな野菜「ビートルート」の美味しいレシピ
ケール
スムージーやフレッシュジュースに混ぜられている印象のケールも、オーストラリアでは好まれています。
サラダ用に苦みの少ないケールもあるので、生のままミックスしたり焼いてパリパリになったものを砕いて入れていることもあります。
キヌア
いわずとしれたスーパー穀物のキヌアは、サラダで見かける率ナンバーワンではないでしょうか。キヌアを入れることでボリュームに満足感が出ますし、プチプチした食感が平凡なサラダにアクセントを加えてくれます。
こうして素材を挙げてみると、オーストラリア人はスーパーフードに目がないということが分かってきますね。また、食欲をそそるような色合いも重視しているためカラフルなサラダがとっても多いです。
サラダで満腹?ボリューミーがオージー流!
「ランチはサラダだけなの」という小食女子じゃあるまいし、さすがに1食のメインが野菜だけでは物足りないと思いませんか?ですが、やはりそこは屈強な国オーストラリア。
成人男性でも満足するようなボリュームたっぷりのサラダがポピュラーなのです。
Grilled Chicken Salad(グリルチキンサラダ)
グリルされた鶏むね肉が大胆にトッピングされた定番のグリルチキンサラダ。
醬油ベースのドレッシングやさっぱりしたレモンソース、はたまたコッテリとしたマヨソースなど、百通りの食べ方があるこのサラダはどこのレストランでも人気です。
こんなにガッツリしているのに、サラダなのでヘルシーと考えると嬉しくなりますね。
Noodle Salad(ヌードルサラダ)
主にアジアン系の味付けが多いのがさっぱりとしたヌードルサラダ。麺の種類に特に決まりはなく、春雨を入れたりパスタを入れたりします。
タイレストランやベトナムレストランではピーナッツベースのドレッシングもあります。このサラダは麺に合わせて具材が千切りになっていることも多く、オーストラリア人もよくお箸で食べています。
オーストラリアにあるサラダデリ
オーストラリアには「Sumo Salad」というサラダやサンドイッチを取り扱うレストランがあります。
「すもうサラダ」の名の通り日本にちなんだメニューも取り扱っており、刺身が入っていたりとんかつが入っていたりとどれもボリューム満点です。
このレストランは「オーストラリアをもっと健康で、幸せな国にしたい!」という思いから創業されました。相撲という言葉が入っているのは、店の理念であるBig purposeやBig choiceなどたくさんの大きいにちなんでつけられたそうですよ。
Sumo Saladはオーストラリア国内にフランチャイズ展開しているため、シドニーやメルボルンはもちろん、その他主要都市でも気軽に行くことができます。
ヘルシーと満足感をどちらも満たしてくれるオージーのサラダはいかがでしたでしょうか?ボリューミーでカラフルなサラダをぜひみなさんも食べてみてくださいね。