こんにちは、先日オーストラリアでの2年間のワーキングホリデーを終えて、日本の社会に飛び込めるか不安なmisanagiです。
夢のようなワーキングホリデー中に、オーストラリアの東海岸をドライブしながら旅をするロードトリップもしてきました!
大満足な経験で、ぜひみなさんにもやってほしいので、参考にしてみてくださいね!
日程・宿泊手段
今回のロードトリップのメンバーは私とパートナーの2人です。
ざっくり10日間ほどかけて各所を観光しながら南下して行こうという計画。
人数が多ければガソリン代などは安くなるので、友達同士でやってみるのも楽しくていいと思います。
この地図で言うと休憩なしの最短で約10時間かかるルートですが、距離にして967km。
※このGoogle マップでは時速100kmのドライブを想定しています(笑)
でも本当にそれくらいみんなスピード出すので心配ご無用です。
当初の予定(13日間プラン)
- ブリスベン:1日間
- ゴールドコースト:3日間
- バイロンベイ:3日間
- コフスハーバー:1日間
- ポートマッコリー:2日間
- ニューキャッスル:3日間
- シドニー
何かあったときのことを考えて、宿もはじめのゴールドコースト滞在以外は予約せず、近づいてきたらその場所の近くで予約しようということになり、宿泊手段はすべてAirbnbを利用しました。
https://www.airbnb.com
滞在する場所を決めない理由
- 簡単に自炊ができる。
- 現地のホストにおすすめスポットなどを聞くことができる。
- ホテルより安く、リラックスできてキャンプより安全で衛生的だから。
こちらは好みもあると思うので、一概にどれがいいとは言えませんがストレスの感じない方法を選んだほうがいいかと思います。
用意したもの
車
私たちはワーホリでオーストラリアにきていたため、もともと中古で購入した車がありました。
でも、オーストラリアに住んでおらず、車を購入することができない方もいるかと思います。その場合は乗り捨てでレンタカーを借りることができますのでご安心ください。
おすすめの乗り捨て可能レンタカー会社『transfercar』 このレンタカーの仕組みはもともと乗り捨てされたレンタカーを元の場所に返す役割を、社員ではなく、お客さんが格安で行うものです。
車を借りる場所と返す場所に該当する車があれば、激安価格で車を借りることができ、旅費の節約になります。
該当する車がなかった方や保険などちゃんとしたところで加入したいという場合は空港にあるレンタカー会社の窓口でも承っているはずなので、そこに問い合わせてみてくださいね。
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運転免許証
こちらはオーストラリアで有効な免許証を指します。
ワーキングホリデービザを保有している方は、一時滞在者に該当する州とそうでない州がありますので、しっかりと確認する必要があります。(※今回の場合はクイーンズランド州とニューサウスウェールズ州を通ります。)
オーストラリア在住の方は、オーストラリアの運転免許証をこの機会に取得することをお勧めします。
オーストラリアの外から一時的に滞在する方は、免許証の発行ができないので代わりに国際免許証を発行する必要があります。
主にレンタカーを借りる際に提示を求められるもの
- 英語翻訳された運転免許証または国際免許証
- パスポート
- クレジットカード
- 日本の免許証
正直、書類関係に厳しいところと緩いところがありますが、こればっかりは運なので、できるものは全て用意しておきましょう。「備えあれば憂いなし」です!
ロードトリップはどうしてもドライバーに負担がかかりますので、みんなが平等に運転できた方が良いと思います。
仮に運転ができない方がいたら、その方は気を利かせて休憩を提案したり、ドライバーに水やお菓子を渡すなどしましょうね。
現金またはクレジットカード
主に宿泊費、ガソリン代、食費と雑費で支払う必要のあるお金を用意しておきましょう。
オーストラリアはかなりカード化が進んでいますので、日本から持ってきたクレジットカードでもVISAやMasterCardでしたら問題なくほとんどのところで使えます。
わたしたちの予算は2人で3000ドル(日本円にして22万円ほど)でした。
車で旅するという意気込み
多分お金と車の次に大事なものです(笑) というのも、数週間パートナーや友人と車を使って生活をすると問題が発生したりすることもしばしば。
ケンカしても、イライラしても帰る場所はないので我慢するしかありません。
私たちが各ポイントで何日か滞在をとっているのは、頭を冷やしたり個々で動ける日を作るためでもありました。
わたしの友人カップルは、ロードトリップ中の音楽をめぐってケンカしたと言っていました(笑)
でもそれくらい小さなこともケンカのタネになってしまいます。気分転換に旅の合間にあるビーチや国立公園等でツアーを組んでみてもいいかもしれませんね。
それでは出発の準備ができたところで、行き先ごとのおすすめ情報をまとめてみましたので、参考にしてみてください!
ブリスベン
クイーンズランド州では最大の都市として栄えているブリスベンですが、街全体がコンパクトにまとまっている印象でした。
まずはシンボルマークである「ブリスベン川」へ。
中心街を取り巻くようにあるこの川は、朝から夜まで雰囲気のある場所で、コーヒー片手にゆっくり散歩ができます。
次に私たちが向かったのは、『BRISBANE』の文字がありインスタ映えができそうなモニュメント。 この時は日が既に傾いており若干逆光ですが、時間を見計らえばとても綺麗に写真に写るのでおすすめです。
これはサウスバンクというエリアにある人口プールの近くにありました。柄も変わったりするのかな…?
そしてここもブリスベンの押さえておきたいスポット「シティホール(市役所)」です。 かっこいいデザインは外側だけでなく、内側も日本の市役所と比べたらだいぶ西洋的です。(当たり前ですが笑)
シティホールの前には広場があり、夏はよくここでマーケットやイベントが行われるそうです。
そして、せっかくオーストラリアにいるなら、ぜひ会っておきたいもの。私たちはブリスベンのシティから約20分の「ローンパイン コアラサンクチュアリ」に行ってきました。
ブリスベンを含むクイーンズランド州では、法律でコアラに触れることができます(※その他の州は不可) お目当のコアラに無料で触れて写真が撮れて大満足だったのですが、どうせなら抱っこしちゃおうということで、30ドル支払ってコアラと抱っこした写真データと写真ハガキ3枚カレンダー1枚をゲット!
(データだけで良かったのですが、結果写真ハガキは家族にエアメールで送ることにしました。)
夜には「クーサ山の展望台」へ
展望台から夜のブリスベンの街が一望できます。こちらは思った以上に混んでいて駐車場を見つけるのも少し苦労しましたが、街の明かりとその外の暗さのギャップがとても素敵な雰囲気を演出していました。
ゴールドコースト
ブリスベンで一泊した次の日の朝、ゴールドコーストへ。 荷物と車を置いてまずはゴールドコーストで1番有名な「サーファーズパラダイス」へ行きました。 やはり一番とだけあって、かなりの観光客がその雰囲気を楽しんでいました。
そのシンボルの周りには飲食店や洋服屋さんもあり1日中いられそうなエリアでしたが、私たちは人混みが得意ではないので退散。若い人たちは夜になるとそのエリアのクラブに行くそうです。
私たちが泊まったAirbnbの近くにあった「ブロードビーチ」はサーファーズの隣にも関わらず、とても静かなビーチ。海に入るには肌寒い気温だったので浜辺で寝たりダラダラするだけでしたが、それでもすごく綺麗なビーチでした。
そして、そのブロードビーチを背にして内陸側に進むと徒歩圏内に「パシフィックフェア」と呼ばれる巨大ショッピングセンターがあります。1日では回り切れないほど大きくてなんでも揃っていたので、食料品や必要なものを買い揃えたりすることもできます。
ゴールドコーストのビル群と果てまで続くビーチの景色を見るため「Q1スカイポイント展望台」へ。 パートナーは日中に、わたしは夜にそれぞれ観に行きました。(わたしは発券窓口が閉まるギリギリに行ってしまったのですが、それでも優しく対応してくれました。)
ゴールドコーストといえば、テーマパークがあることも人気の理由の一つです。そのうちの一つの「ムービーワールド」 DC系のヒーローや悪役たちが各アトラクションのテーマとなっていて、ファンにはたまらないところでした。
激しい乗り物もあるので、苦手な方はご注意ください。 雰囲気はユニバーサルスタジオジャパンのようですが、規模感はその半分なので10時から17時くらいの入園時間で十分回り切れます。
その後は、まだオーストラリアの大自然を満喫していなかったため、ゴールドコースト滞在中に観光がてら、「スプリンブルック国立公園」に行きました。
サーファーズからは1時間弱のドライブです。 見所はなんといってもジブリ作品、風の谷のラピュタで出てくる飛行石のモデルになったとも言われている土ボタル鑑賞。
写真を撮ることはできませんでしたが、とてもロマンチックできれいでした。夕方出発のツアーでしたが、暗くても感じられるマイナスイオンと清らかな空気はとても気持ち良かったです。ここは昼間にも行きたかったと後悔しています。
スプリンブルック国立公園の隣の「ラミントン国立公園」も壮大な自然を感じられることで有名でしたが、こちらは断念。
自然好きな方はぜひ、両方の国立公園を楽しまれるのはいかがでしょうか。
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バイロンベイ
ゴールドコールストから車で1時間ほどで行くことのできる小さな街、ですが夏場になるとたくさんの観光客が訪れることで有名です。
日本人からすると、オーストラリアのどこであれゆったりとした雰囲気がありますが、ここバイロンベイはそのさらに上をいくゆったり感を持っています。
それもそのはず、少し前までヒッピーがたくさん住む街だったので「ラブアンドピース」が残っているということですね。 まずはバイロンベイの「メインビーチ」へ。
地元の人たちが朝からゆったりと過ごしていたり、ピクニックをしたりしています。その近くで買ったチキンケバブがくどすぎず、ビーチで海を眺めていたらぺろりと食べきってしまいました。
夕方になる少し前に「ケープバイロン展望台」へと車で向かいました。バイロンベイには公共交通機関がないので、移動は車、自転車、徒歩です。 この展望台へ行く際は車でないと、坂道を30分以上歩くか自転車を漕がなければなりません。
なので車をおススメするのですが、時間を間違えると目的地で駐車場がない、ということになります。
日の入り時間の15分前にはいっぱいになってしまう可能性があるので、30~45分前には駐車場を見つけられるようにしましょう。
バイロンベイはそんなに観光する場所はありませんが、ロードトリップでバタバタしている足を少し休めるのにいい街かなと思います。
シドニー
私たちの旅の行きたかったところリストもだいぶ埋まってきて、いよいよ旅も後半というところで名の知れない地域の数々。
あまり期待はしていなかったのですが、観光客のいない地元の人たちが行き交う街に興奮したりしました。
そして、金欠のワナにはまってしまい、この後はただひたすらドライブし続ける羽目に。。
気付いたことが一つありますが、「州が変わっても国立公園、動物園、ビーチはどこにも存在する」ということ(笑)
私たちは4WDではない車だったのでできませんでしたが、もし4WDでロードトリップされていたらぜひポートマッコリーの近くのビーチを車で走る体験をしてみて欲しいです!
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日本よりも大きなビーチで、広い空の下で走るのはすごく気持ちいいと思います!!
有料ですが、価値ありの体験ですよ。
こちらのリンクより内容を確認することができます。
またゴールドコーストの時のような長いビーチとは異なり、シドニーに近づくにつれて、岸でつながったビーチが多く存在するようになり、ビーチの間の岸を上がって大きな海を歩き眺めることができます。
これがいいエクササイズと気分転換になりました。 そんな感じでニューキャッスルまで1泊もすることなく、休憩とドライブを繰り返し、ニューキャッスルで1泊。
そしてシドニー入りする前にニューキャッスルから内陸に3時間のドライブで「ブルーマウンテンズ」へ。 やはり世界遺産と言われているだけあって、スリーシスターズを含む展望台からの景色は壮大で息を呑む光景でした。
歩き回ったり、乗り物に乗ったりと久しぶりのアトラクション感にワクワクしたりしました。(笑)
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久しぶりに1日中歩いたりしていたのでさすがに疲れてしまい、その後はシドニーのAirbnbに直帰しました。
ここまででとりあえず私たちのロードトリップは終了しました。
というのもシドニー内は電車とバスでどこでも行けるので、車じゃなくてもいっかとなったためです。
実際にかかった費用や時間
実際にかかった費用ですが、レシートを捨ててしまったり、忘れているところもあり概算です。スミマセン。。
車:もともと所有していたため無料(中古で2,000豪ドル)
ガソリン代:500豪ドル
宿泊費:800豪ドル
食費:300豪ドル
ツアー代:600豪ドル
雑費&お土産代:200豪ドル
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合計:2,400豪ドル
もともとの予算がまずかなり低かったので、最後の方はカツカツになってしまいましたが1人あたり1200ドル(8万円程度)だったことを考えると上出来かなと我ながら思います!
結果的にかかった日数は8日間!
ブリスベン1泊―ゴールドコースト3泊―バイロンベイ3泊―ニューキャッスル1泊―シドニー到着
予定していた13日間よりもだいぶ早まりました。
思ったより問題も特に起こらずサクサク進んだので良かったですが、ロードトリップというには簡単に進みすぎてあっという間に終わってしまいました。
まとめ
以上、ブリスベンからシドニーまでの主要都市を巡るロードトリップをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
オーストラリアのいろんな面を一度にたくさん見ることができるこのロードトリップは、一生の思い出になります。
もちろん座りっぱなし、運転しっぱなしで疲れるのは間違いありませんが、日本では絶対できない経験ばかり。
この機会に、オーストラリアの広大な土地を感じてリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?