ジャービスベイ

世界一白い砂浜「ジャービス・ベイ」のおすすめキャンプ徹底解説

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ハイアムズ・ビーチ

シドニーから車で南に3時間行ったところにある、ジャービス・ベイを知っていますか?

そこはギネスに認定された世界一白い砂浜があることでも有名で、豊かな自然が残っている場所です。

数年前にSNSで紹介されるやいなや、一度は見てみたいと世界中からの観光客が訪れています。

しかしそれに伴い、夏には交通規制が張られる程の混雑ぶりも。

でも心配は無用です!シドニーからの行き方やスポットガイド、また訪れる際の注意点まで徹底解説していきますので、次の旅行プランの参考にしてみてください。

ジャービス・ベイの基本情報

ジャービス・ベイはシドニーから南へ約200Km行ったところにあります。

ベイと言う名前の通り大きな湾が広がっており、パウダーの様なサラサラの砂と穏やかでターコイズ色の澄んだ海が楽しめます。

他にも、シュノーケリング、クジラやイルカのウォッチングクルーズツアーを楽しめ、キャンプ場もあり豊かな自然を満喫するのに最適な場所です。

シドニーからジャービス・ベイへの行き方

このエリアへは車で行くことをお勧めします。車ならシドニーから約3時間で到着することが出来るからです。

公共交通機関を利用した場合は、バスが毎日は運行していないルートを使う必要があるため大変不便です。

また車で行くと、いくつかの観光スポットにも立ち寄ることができます。

1時間半ほど走った所にある、丘から見える海岸線が美しいスタンウェル・トップス展望台で休憩を取るのはどうでしょう?

天気の良い日だとパラグライダーを楽しむ人の姿も見受けられます。

また近くにはヒンズー教の寺院もあります。地元の方に愛されている寺院で、いつでも多くの方がお参りをしています。

私たちも入ることが出来ますので、興味のある方は覗いてみてください。 更に30分程走ったところには、佛光山南天寺(Nan Tien Temple)と言う大きなお寺があります。

中国系のお寺で、大きな八重塔が主要幹線道路からも良く見えていますので、時間があったら立ち寄るのも良いでしょう。

このように色々な宗教の施設があるのも多民族国家であるオーストラリアならではの光景です。

ハイアムズ・ビーチについて

Hyams-Beach photo by flickr

ギネスに世界一白い砂浜として認定されたハイアムズ・ビーチ

ジャービス・ベイと言えば、ここのビーチを連想する人がほとんどと言っても良いほどに象徴的な場所です。

ここの砂は本当に真っ白でパウダーの様にサラサラしていて、ビーチが汚染されていない証拠でもある、鳴き砂が特徴でもあります。

歩くと“キュッキュッ”と音がするので、是非耳を澄ませてみてください。

透明度の高いターコイズ色の海と白い砂浜の景色は、まるで天国にいるかのような気分にしてくれます。

波もとても穏やかなので海水浴も楽しめる場所です。

ハイアムズ・ビーチの周辺設備

駐車場は10台程しかスペースがありませんが、周辺の道路に駐車可能です。

またトイレは2カ所あり、シャワーが1カ所あります。

シャワーは駐車場にあり、屋外の冷水シャワーになります。

ハイアムズ・ビーチの周辺にはカフェが1件しかなく、いつも混雑しています。

食べ物は持参して行った方が良いでしょう。

またハイアムズ・ポイントと呼ばれるビーチ前の公園にBBQ設備が1カ所だけありますので、BBQの準備をしていくのも楽しそうです。

ただし夏場は、大変混雑が予想されますので直ぐ食べられる物の方が融通も利いて良いかもしれません。

ハイアムズ・ビーチには隣接してチナマンズ・ビーチと呼ばれる場所もあります。

車を駐車する場所にもよりますが、ハイアムズ・ビーチから離れた場所に停めると誤って隣のビーチに行ってしまいそうになりますのでご注意を!

より真っ白なビーチが見たい場合は少し歩いてでもハイアムズ・ビーチを目指してください。

夏場にハイアムズ・ビーチへ行く際の注意点

とても小さな住宅街にあるハイアムズ・ビーチは、ここ数年で急激に有名になったことで許容人数を超える人が訪れるようになり、ゴミや路上駐車が社会問題となっています。

そこで地元警察は2018年より、ホリデーシーズンであるクリスマス頃から年明けまでは、交通規制をかけるようになりました。

主要幹線道路から住宅街に通じる道は1つだけなので、路上駐車できるスペースが満車になった時点で道路を閉鎖しています。

つまり昼過ぎ到着予定だとハイアムズ・ビーチへ辿り着けない可能性があるのです。

もしホリデーシーズンに訪れる予定ならば、早朝に出て昼前には必ず到着するようにしましょう。

もしくは一泊する予定であれば、夕方に訪れるのも人が少ないのでお勧めです。

次はジェービス・ベイにあるブーデリー国立公園のキャンプ場やビーチ情報です。

ブーデリー国立公園

世界一白い砂浜のハイアムズ・ビーチを楽しんだ後は、更に足を延ばしてみましょう!

折角ここまで来たのですから是非1泊して帰るのをお勧めします。

ハイアムズ・ビーチから車でたった10分の所にあるブーデリー国立公園には、野生のカンガルーがいるキャンプ場やシュノーケリングが楽しめるビーチもあります。

こちらでは、そんな自然あふれるブーデリー国立公園の楽しみ方を徹底解説します。

ブーデリー国立公園の基本情報

ジャービス・ベイの先端一体に広がっているのがブーデリー国立公園です。

ここでは海水浴、釣り、シュノーケリングやブッシュウォーキングなど大自然を感じられるアクティビティを楽しむことができます。

キャンプ場としても人気の高い場所で、それぞれ雰囲気の違うキャンプ場が3つもあり、温水シャワーが設備されている場所もあります。

オーストラリアの国立公園は基本的にどこでも入園料が必要になります。

ブーデリー国立公園では2日間のパークパスで13ドルになります。

エントランスで支払うことも出来ますが、オンラインでも購入可能なので混雑を回避するためにも事前購入をお勧めします。

購入したパスは、駐車の際にはダッシュボードの見える位置に置くようにしてください。

またここは、NSW州の中にありながら国が管理していて、ジャービス・ベイ特別地域に指定されています。

国立公園の情報を入手したい時は「NSW National Parks and Wildlife Service」ではなく「Booderee National Park」を確認してください。

キャンプ情報

ブーデリー国立公園にある3つのキャンプ場は、それぞれ料金や設備等に違いありますので自分に合った所を探してみましょう。

キャンプ場はスペースに限りがあり、夏場は特に混み合いますので早めに予約を取るようにしてください。

グリーンパッチ

3つのキャンプ場の中で、1番規模の大きなキャンプ場がグリーンパッチです。

車のまま自分のキャンプ場所に入れるドライブインのタイプと、駐車場に車を置いてテントを張るウォークインのタイプの両方があり、全ての場所に番号が振られている完全予約制です。

10人以上でキャンプに行く場合は、このグリーンパッチのみ大人数用のキャンプエリアがあります。

穏やかなビーチも目の前にありますので、ゆっくり過ごすのに最適な場所です。

設備
  • 温水シャワー
  • トイレ
  • BBQ
料金
  • 1泊あたり13~25ドル(時期により異なる)

ブリストル・ポイント キャンピンググラウンド

ブリストルポイントはウォークインのみのキャンプ場ですが、どの場所も駐車場から50メートルと近い場所にテントスペースがあり便利です。

グリーンパッチと同じく全ての場所に番号が振られていて完全予約制なので、訪れる計画をしている人は早めに予約をしましょう。

ビーチへは少し歩く必要がありますが、ここの1番の魅力は色彩豊かな鳥達がたくさんいる所です。

日本では絶対に見かけないようなカラフルな野生の鳥達が地面で餌を食べていますので、カメラを片手に訪れてみてください。

設備
  • 温水シャワー
  • トイレ
  • BBQ
料金
  • 1泊あたり13~25ドル(時期により異なる)

ケーブビーチ

ケーブビーチは他2つのキャンプ場と違い場所の指定がなく好きな場所にテントを立てることができます。

そのために事前予約が必須ではなく、どうしても混雑する時期に訪れたいが予約が取れなかった!と言う人はここを狙ってみてください。

レンジャーに報告し、お金を払えば宿泊することができます。

ただし駐車場から300 m離れた場所にキャンプ場があるので、全ての荷物を持ち運ぶ必要があります。

また、このキャンプ場には野生のカンガルーも生息しています。

人に慣れているので逃げることもなく、のんびりと草を頬張ったり昼寝をしている愛らしい姿を身近で見ることができ、またビーチは遠浅の海が広がり穏やかですがサーフィンも楽しむことが出来ます。

設備
  • 冷水シャワー
  • トイレ
  • 無料のキャンプファイヤー用の木材
  • BBQ
料金
  • キャンプの場所代:1泊あたり8~14ドル(時期により異なる)
  • キャンプ代:1人6~13ドル

料金は場所と時期により異なりますので、HPで確認してください。 https://parksaustralia.gov.au/booderee/fees/#campsite-fees

シュノーケリング情報

Murrays-Beach photo by flickr

ブーデリー国立公園でシュノーケリングを楽しみたいなら、1番のおすすめポイントはマレーズ・ビーチです。

ここには小さな岩場があり、その周辺で魚たちを見ることができます。

魚が見られるポイントまではビーチから直ぐそこなので、泳ぎの苦手な方でも浮き輪を使って簡単に行くことも出来ます。

また運が良ければ、ビーチぎりぎりのところを泳ぐ野生のエイを観察することができます。

ホエールウォッチングドルフィンウォッチング

5月から11月のクジラの移動期にはクジラがこの保護区を訪れます。

ブーデリー国立公園内にあるケープ・セント・ジョージ灯台から、運が良ければクジラを見つけられるかもしれません。

また国立公園外のハスキッソンからウォッチングツアーの船が毎日のように出ていますので、気になる方はチェックしてみてください。

ドルフィンツアーは通年でツアーが開催されていて約1時間半のクルーズになります。

美しい海と豊かな自然を体験できる、ジャービス・ベイ

シドニーからも車で3時間と近い場所にありますので、是非訪れてみてください。


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