グリフィン湖

キャンベラ旅行では外せない!おすすめ観光スポット6選

ホーム > 都市別 > キャンベラ > キャンベラ旅行では外せない!おすすめ観光スポット6選

オーストラリアの首都・キャンベラは政府関連施設しかなくて、観光には不向きな都市だと思っていませんか?

実はそんな事はなく、豊かな自然と共に立派な文化施設が立ち並ぶ文化都市としても側面もあります。

もちろん他の都市にはない政府関連施設の見学も必見です。そんなキャンベラのおすすめ観光スポットをお伝えしていきます!

キャンベラおすすめ観光スポット

国会議事堂

オーストラリア国会議事堂

首都キャンベラのランドマークと言っても過言ではない国会議事堂は、1988年に建てられました。

11億AUドルもの費用を費やして完成したこの国会議事堂は、当時世界で最も高額な建物としても有名でした。

建物の大半が地下に造られているのが特徴で、外から見るとあまり大きく感じませんが建物内には4500もの部屋があります。

正面入り口にはアボリジニのアーティストによる196㎡のモザイクなど、芸術作品も多く展示してあります。

無料ガイドツアーも行われていて、上下両院の議場内に入って見学することができます。

ガイドツアーは毎日9:30、11:00、13:00、14:00、15:30に行われますので、インフォメーションデスクで参加したい時間のツアーに空席があるか確認してください。

その他にも有料のツアーや、国会審議中ならば実際に行われている各大臣と議員の質疑応答も見学ができます。

国会議事堂のギフトショップでは、他では見かけない高品質のお土産が置いてあります。

オーストラリアの芸術・工芸作品や、アボリジニやトーレス海峡諸島人のスカーフやネクタイなど、ここでしか手に入らない物が並んでいますのでチェックしてみてください。

地下に大きな駐車場があり、週末と休日は終日、平日は最初の2時間に限り無料で駐車ができます。

オーストラリア戦争記念館

オーストラリア戦争記念碑

キャンベラに来たら必ず訪れたいのが、オーストラリア戦争記念館です。

ここは世界中の戦争で犠牲となった兵士たちに対して、国が敬意と追悼を表して1914年に建てられました。

戦争の愚かさや悲しみを後世に伝えていくために、オーストラリアが関わった戦争に関する資料が多数展示されています。

特に日本人として知っておきたいのが、第二次世界大戦において日本とオーストラリアが戦った記録の展示です。

日本ではあまり知られていませんが、大戦中にオーストラリア本土を攻撃した国は唯一日本のみです。

展示室では日本が潜水艦でシドニー湾を攻撃した際の無線の会話が再生されていたり、ゼロ戦が展示されていたりします。お互いの歴史を深く理解するのに大切な場所になっていますので、時間を作って訪れてみてください。

オーストラリア戦争記念碑

オーストラリアのスーパーで必ず売られているアンザッククッキーの歴史もここで知ることができます。

アンザック(ANZAC)とは、第一次世界大戦と第二次世界大戦の際にオーストラリアとニュージーランドの合同兵士軍です。

その戦時中、栄養が不足している兵士のために栄養価の高いビスケットを戦地へ送ろうと国に残った女性たちが考えたのがアンザッククッキー。

この戦争記念館のギフトショップでは、人気のバイロンベイ・クッキー社が作っているアンザッククッキーが売られています。スーパーなどでは見かけない商品ですので、お土産としても最適です。

館内への入場は無料で、90分ほどのガイドツアーも毎日行われています。

マウントエインズリー展望台

マウントエインズリーは街の中心地から車で約10分行った場所にあります。

標高は約842mで、ハイキングやサイクリングなど気軽に楽しめる場所として地元の人に愛されています。

また展望台からは、キャンベラの街を一望することができ、手前からオーストラリア戦争記念館、アンザックパレード、バーリー・グリフィン湖に新旧国会議事堂が一直線上に並んで見えます。

この景色を見れば、キャンベラが計画都市であることを実感できるでしょう。街から近いので、夜景スポットとしても人気があります!

展望台へはバスなどの公共交通機関が通っていないためレンタカーかタクシーで行くと良いでしょう。

体力に自信のある方は、オーストラリア戦争記念館の北側にあるトレッキングコースから登ることも可能ですが、夜9時には道が閉められるため注意が必要です。

バーリー・グリフィン湖

グリフィン湖

キャンベラの真ん中に位置するのが人工的に造られたバーリー・グリフィン湖です。

1964年に川をせき止めて造られました。

この湖の周りにはサイクリングコースが整備されていて、レンタサイクルのサービスも充実しているので湖畔を眺めながらのサイクリングを楽しむことができます。

その他にも湖ではカヤック、パドルボートにウィンドサーフィンから熱気球体験まで様々なアクティビティが楽しめます。

公園やBBQスポットも整備されていて、ゆっくりとピクニックをするのにも最適な場所です。

また湖では毎日10:00~11:45と、14:00~15:45の2回に渡ってジェット噴射が吹き上がります。

これはキャプテン・クックの上陸200周年を記念して建設されました。高さ147mまで吹き上がる噴水は迫力満点。

特に園内のコモンウェルス・パークのレガッタポイントにある見晴台が絶景の撮影ポイントです。

オーストラリア国立美術館

オーストラリア国立美術館は、国会議事堂や高等裁判所など政府関連施設がある街の南側に位置しています。

オーストラリア国内では最大級の美術館で、アボリジナル・アートやオーストラリアの芸術をはじめ、アジアやヨーロッパなど様々な分野の芸術に触れることができます。

またここではユニークな試みが行われています。「フィースト・オブ・アイコンズ(A Feast of Icons)」と呼ばれていて、所蔵作品の解説と共にディナーを楽しむイベントです。

美術館が所蔵する6つの有名な作品の秘密と物語を美術館閉館後に専門ガイドから説明を受け、その後にバーリー・グリフィン湖の素晴らしい景色を望むプライベートダイニングルームで先ほど説明を受けた作品からインスピレーションを得た特別ディナーを堪能します。

ここで選ばれた6つの作品は、誰もが知っているクロード・モネの睡蓮やアボリジナル・アートやオーストラリア人芸術家による作品に加えて日本人アーティストの草間彌生も含まれています。最後には記念品のプレゼントもあり、一生忘れられない夜になることは間違いありません。

オーストラリア国立美術館は入場無料ですが、企画展などには入場料がかかる場合があります。

時間に余裕がある方には、向かいにある国立ポートレート・ギャラリーもお勧めです。

ポートレート・ギャラリーには地下に駐車場があり平日は有料ですが、土日と祝日は無料で利用できます。

オーストラリア国立植物園

タスマニア島の渓谷をイメージして造られたオーストラリア国立植物園は、オーストラリアの固有種を含めた大変珍しい植物が植えられています。

ケアンズの熱帯雨林やパースのワイルドフラワーなどが再現されているほか、ロックガーデンにユーカリ園などオーストラリアの自然の豊かさが感じられる場所です。

植物以外にも多くの鳥や、カンガルーなどにも出会うことができます。

トレッキングコースも整備されているので、ゆっくり時間をかけて日本では見かけない植物を観察してみましょう。

植物園はブラック・マウンテンの麓に位置しているので、園内を散策した後は山の頂上にある電波塔のテルストラ・タワーに登るのもお勧めです。

グリフィン湖

キャンベラは、小さな街ながらオーストラリアの首都だけあって国立の施設が多いのが特徴です。

今回ご紹介した観光スポット以外にも、国立図書館やオーストラリア国立博物館など見所はいっぱいあります。

どの観光スポットも近くて効率良く回ることができるので、6カ所全て回ってみてください!


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: