オーストラリアでの夢のバイカー生活について3回に渡って特集しています。
第3弾になる今回は、バイカーなら必ず訪れたいと憧れるオーストラリアお勧めツーリングスポットお伝えしてきます。
日本では絶対に味わえないような壮大な景色を、自分自身の目と身体で体感してみませんか?
オーストラリアがツーリングを楽しむのにピッタリな理由
世界中のバイカーがツーリングしたいと憧れるオーストラリア。透き通った青い海と、どこまでも続く広大な大地など非日常の景色が広がっているのが魅力です。
そしてオーストラリアは日本と同じ左側通行の数少ない国の1つで、私たち日本人にとってはとても運転しやすい国。
ただでさえ英語表記の看板を見て判断するのも大変なのに、これが右側通行だとパニックに陥りますよね。そういった心配が無いのも、嬉しいポイントです。
また気候が安定しているのも、バイカーにとっては重要です。もちろん広い国土を持つオーストラリアでは、緯度や沿岸部内陸部の違いなどから都市により様々な気候区分に分かれています。
しかし年間を通して温暖なところが多く降水量も日本より少ないので、気候が安定していると言えるでしょう。
そして何より大切なのが、治安が良いこと。
海外でのツーリング旅で不安になるのは、きっと治安ですよね。
バイクの場合は車での旅行以上に持ち物の管理が難しくなりますので、治安が良い国でないと常に盗難の心配をし続けなければならなくなります。
その点、オーストラリアは世界的に見ても治安は良好といえ、日本と近い感覚で旅行を続けることが出来るでしょう。しかし、だからと言って気を緩め過ぎず、ガイドブックに載っている危険な地域には極力立ち寄らないように注意は必要です。
オーストラリアでお勧めのツーリングスポット5選!
見渡す限りの地平線「ナラボー平原」
南オーストラリア州と西オーストラリア州にまたがって広がるナラボー平原。そこに想像も出来ないほどの超直線道路がお勧めのツーリングスポットです。
その距離、なんと1200㎞!周囲を見渡す限り360度全て地平線が広がっている景色の中をバイクで走り抜けてみたくはないですか?
南オーストラリア州のセデューナから西オーストラリア州のノースマンまでのコースで、200~300㎞ごとにあるロードハウスで途中休憩ができます。
ロードハウスとはガソリンスタンドやコンビニに加えてキャンプ場までもが設備されている休憩場所。同じような目的のバイカーが沢山いるのも楽しめるポイントです。
ただただ無心でバイクを走らせて、地球の大きさを改めて実感できるコースです。
世界の中心で愛を叫ぶ「ウルル:エアーズロック」
オーストラリアを代表するシンボルと言っても過言ではない、エアーズロック。
その雄大な姿を1度は見てみたいと思う人も多いはず。砂漠の中にずっしりと巨大な一枚岩がそびえ立つ姿は、見る者を圧倒する迫力があります。
エアーズロックは2019年より登山が禁止になりましたが、ウルル・カタジュタ国立公園には風の谷のナウシカのモデルになったとも言われる場所もあり見所は満載です。
エアーズロックへは後から詳しく説明するスチュアート・ハイウェイを経由して行くことができます。
ただしこれはオーストラリア大陸縦断の旅になるため、時間も体力もかなり大変。そこでハイライトだけ楽しみたい人には現地発着でサンライズ・バイクツアーなども沢山あるのでお勧めです。
憧れのハーレーダビットソンに乗って巡るツアーなどもあり夢のようなツーリング体験ができます。
オーストラリアの魅力がグッと詰まったシーサイドライン「グレート・オーシャン・ロード」
ヴィクトリア州メルボルンから南西に位置するグレート・オーシャン・ロードは、世界で最も眺めの良い海岸道路のひとつと言われるほどに風光明媚なコースです。
約250㎞にも及ぶ道中には、「12人の使徒」や「ロンドンアーチ」など奇岩が連なる美しい海岸線の景色と温帯雨林の緑が美しい道路が続き、コアラと出会える国立公園など観光スポットとしても人気があります。
緩やかなカーブが連続する道など、バイカーとしては走りの楽しさも存分に味わうことができますよ。
またグレート・オーシャン・ロードでは食事も楽しみの1つ。地産の食材を使った素晴らしいレストランやワイナリーがあり、味覚も十分に満足できます。
ワイナリーに泊まって、美味しいワインとディナーを堪能する贅沢なひと時も忘れ難い経験になります。
世界で最も空気と水が綺麗な島「タスマニア」
タスマニアはオーストラリア大陸の南東にある島で、太古からの自然が多く残り、野生動物の宝庫とも言われています。
また最近では、世界で最も空気と水が綺麗な島としても有名になりました。
面積は北海道よりも小さく、九州よりかは大きいサイズにで、5日ほどで島をぐるっと1周することができます。オーストラリア国内において最も山の多い地域になり、起伏に富んだ地形をバイクで楽しんでみましょう。
タスマニアデビル、ウォンバットやペンギンなど可愛らしい動物にも会うことができます。ただし、その分野生動物との衝突事故も他と比べてかなり確率が高い地域。前方注意はもちろんのこと、暗くなる前に街には到着しておくようにしましょう。
オーストラリア大陸縦断道路「スチュアート・ハイウェイ」
これぞオーストラリアでのツーリング!と全てのバイカーを唸らせるのが、スチュアート・ハイウェイです。
スチュアート・ハイウェイはオーストラリア大陸を南北へと縦断する道路で、その長さは2,834㎞にもなります。
乾燥した赤い大地がどこまでも広がり、その中を貫く一本道。映画に出てきそうなシーンがどこまでも続きます。
メルボルンから出発すれば、先に紹介したグレート・オーシャン・ロードとエアーズロックにも訪れることができます。
ただ過酷な旅になるのも確かで、アドベンチャー気分を味わいたい人には特にお勧め。
乾燥した大地の中はひたすら走り続ける光景は、まるでマッドマックスの世界に入り込んだ気分になります。
しかし体力の消耗が予想よりも激しいこともありますので、余裕を持ったスケジュールを組んで挑みましょう。
初めてでも安心!パッケージツアーでツーリング旅に出よう
オーストラリアでお勧めのツーリングスポット知ると、今直ぐにでも旅に出たくなりますよね。
ただ、やっぱり海外でいきなり長距離の旅は不安もあります。そこで初めての人にお勧めなのがパッケージツアー!
オーストラリアなどバイカーに人気の都市では世界中からの旅行者に向けてツーリング用のパッケージツアーが用意されています。ツ
アーには2種類あり、ガイド付きバイクツアーとセルフドライブバイクツアーです。
ガイド付きバイクツアーは言葉通り、ガイド付きのグループでツーリング旅行を行います。ペース配分などを心配せずに済み、何よりも嬉しいサービスは荷物や予備のバイクが積まれたサポート同行車の存在です。
思わぬアクシデントにも対応し、旅行の安心を提供してくれます。
そしてセルフドライブバイクツアーは一泊二日など短期間の物が多くなります。
バイクと宿泊地に加えて、走行プランや見所ガイドが含まれていますが、自由度がより高くなります。
スーツケース預かりサービスなども行っているので、旅行先で少しバイク旅も味わいたい場合などに利用すると便利です。
色々なサイトがツアーを提供していますが、イーグルライダーバイクレンタル&ツアーは世界最大のバイクのレンタル、ツアー会社で、オーストラリアでも利用できます。
こちらのサイトは日本語表記もあるので、とても使いやすく見やすいので参考にしてみてください。
オーストラリアでのツーリング旅は日本では見られないような景色の連続で、非日常感を満喫できること間違いなし!
今回ご紹介した5つのスポットは、バイカーなら誰もが1度は走ってみたいと思わせるようなロケーションが広がっています。今こそ、オーストラリアでの夢のバイク旅行を実現させてみませんか?