昨今では環境活動家グレタさんの影響もあり、環境保護の重要性が改めて注目されています。環境問題においてゴミをいかに削減するかは私たちの身近な話でもあり、欠かせないテーマですよね。
「ゴミの削減と言っても何をすればいいか分かんないよ」という人は、マイカップやマイ箸を持ってみるのはいかがでしょうか?
今回ご紹介したいのは、手軽にエコに取り組めて環境に配慮したマイカップ「キープカップ(Keep Cup)」です。
Keep Cupのはじまり
キープカップは1998年、カフェの街メルボルンにて始まりました。
カフェを運営していたジェイミーとアビゲール夫妻は、毎日大量に排出される使い捨てカップのごみをどうにかしたいと考えました。
そして夫妻はバリスタの目線からみたカップの使いやすさや、持ち歩きでもコーヒーを楽しめるマイカップの開発にこだわり、今では世界各国で愛用されるようになったのです。
Keep Cupのエコな特徴
キープカップの特徴のひとつと言えるのが、見ているだけで欲しくなるような色とりどりのデザイン。カップ本体・蓋・バンドがさまざまな色で組み合わされ、各部の取り外しも容易にできる仕組みとなっています。
パーツが簡単に分解できるので、いつも清潔な状態に保つことが可能で、これらのパーツはどのサイズのカップでもぴったりとハマる仕様になっています。
その理由は、例えばひとつのパーツを無くしたとしてもカップ自体は買いなおす必要がない=エコであるという考えからこのような仕組みになっています。
実際のカップはどんな感じ?選べる素材や料金
https://au.keepcup.com/going-disposable-free
本体の素材は3種類
本体はプラスチック・グラス・スチールの3種類から選ぶことができます。
プラスチック
プラスチックは3種類の中では一番安価であり、お値段は15ドルから。
素材的には一番軽く持ち運びには便利なタイプです。
デメリットとしては本体へ匂いが移りやすい点だといえます。
グラス
グラスは透明で中身が見える可愛いデザインで、お値段は23ドルから。
キープカップの代表的なタイプでもあり、人気は高くとてもおしゃれです。
グラスなのでうっかり割らないように注意が必要ですね。
スチール
最後に、高級感があり唯一の保温対応しているスチールはお値段42ドルからとなります。
プラスチックやグラスは正直すぐ飲み物が冷めてしまうので、保温性があるのは嬉しいポイント。
しかしカラーはほぼ単色なので、キープカップの特徴であるカラフルさは楽しめません。
自分だけの組み合わせができるオリジナルカスタマイズ
キープカップではどのパーツでも組み合わせが可能と前述しましたが、これを利用して自分好みのカップを作ることができるのです!
選べる項目としては、
- 本体の素材と色
- 本体のサイズ
- 蓋の色
- 蓋につけるプラグの色(※飲み口を開け閉めするパーツ)
- 持ち手バンドの素材と色
このように最初から最後まで自分でカスタマイズできると、完成が楽しみになりますよね。カップのカスタマイズ注文は、メルボルンにある本社もしくはオンラインショップでのみ受付しています。雑貨屋さんなどの販売店では既定の組み合わせのみとなっていますのでご注意ください。
倒しても大丈夫?気になる機能性
キープカップを買うときに理解しておきたいことは「あくまで使い捨てコップの代わりに使う」という点です。スチール以外の素材に保温性はほぼないですし、横向きに倒していると蓋と本体のスキマから中身が漏れます。
持ち運ぶときにバッグへ入れてしまうと大惨事になるので、必ず手で持ちましょう。
Keep Cupでエコなカフェライフを
日本では見かけることがほとんどないKeep Cupですが、見た目のおしゃれさに加えてエコにもなり良いこと尽くめです。
費用が若干高くなりますが公式オンラインショップやAmazonから注文も可能ですよ。オーストラリアのお土産としてコーヒーが好きな友人へ買っていくのも喜ばれるのではないでしょうか。
カラフルなマイカップでエコ生活をぜひ始めてみましょう!
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