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コロナ禍でオーストラリアと日本を移動する方法①-日本からオーストラリアへ-

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ちょっと前まではみんな気軽に海外旅行を楽しんでいましたが、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大によって、それらは当たり前ではなくなってしまいましたね。

多くの国が国境を閉じてしまい、渡航制限を設けて、入国してからの14日間の隔離などを実施していて簡単に国を移動することができないのがとてもつらいです。

そして世界的に見てもオーストラリアは特に厳しい制限を設けている国の1つ…

そんな中でも、どうにかしてオーストラリアへの入国を望む人も多いはず!そこで現在の渡航制限情報と共に、オーストラリアへの入国する方法はあるのかなどお伝えしていきます。

オーストラリアへの渡航制限

オーストラリアでは新型コロナウィルスのパンデミックにより、2020年3月20日21時からオーストラリア人や永住者以外の全ての渡航者に向けて入国禁止の措置が取られています。

この措置は現在も続いていて、2021年後半まで続く可能性があると見通されている状況。

この渡航制限措置は、オーストラリア人と永住者、その配偶者、法廷後見人及び扶養者を含む直近の家族以外の者は適用されませんが、それ以外のビザ保有者は渡航制限が適用され一般的には入国が認められていません

さらにオーストラリア人や外国人に関わらずオーストラリア国外からの1日辺りの到着人数も制限しており、到着日から14日間の強制検疫施設への隔離など厳しい制限が施されています。

14日間の隔離費用は入国する州によって異なり、例えば1番到着人数が多いNSW州では大人1人3,000ドル、同室の大人1人1,000ドル、子供1人500ドル、3歳未満は無料です。

大人2名と3歳以上の子供2名がいる家族の場合は5,000ドルを支払う計算になります。費用には宿泊と毎日の食事が含まれていますが、決して安い値段ではありませんよね。

詳しい検疫ルールや料金体制に支払い方法などはこちらから確認できます。

渡航制限の免除について

オーストラリアへの渡航は厳しい制限がかけられていますが、その制限が免除される場合もあります

それは人道上の理由又はやむを得ない理由により緊急に豪州に渡航する理由がある者、重要なスキルを有する者、海外から豪州に渡航して第三国に向かうため豪州国内の空港で国際線にトランジットする者などに対して、適用除外が認められる場合があります。

適用除外かどうかの審査は“travel exemptions”と呼ばれる免除の申請で行われ、免除が付与されるとオーストラリアへの渡航が可能になります。

免除が認められる具体的な内容は、以下の項目です。

  • COVID-19の対応を支援する目的で、オーストラリア政府または州または準州政府当局の招待を受けて旅行する外国人
  • オーストラリアへの入国が国益となる外国人で、オーストラリア政府または州または準州政府当局の支援を受けている
  • 救急車、医療避難、重要な医療用品の配達など、重要または専門的な医療サービスの提供
  • 重要なスキルを持っているか、オーストラリアの重要なセクターで働いている外国人 
  • Priority Migration Skilled Occupation List(PMSOL)の職業で、オーストラリアにて働くためにあなたの雇用主が後援する外国人 
  • 地位協定、連邦軍、アジア太平洋軍および地位協定の一部を形成する者を含む軍人
  • 安全な避難所が求められている関連する州または準州政府の支援を受けて、限られた期間、再整備や限定された安全上の理由から最も近い指定港で安全な港を探す船舶に居住する人
  • 関連するオーストラリアの州または準州政府の保健当局および教育部門の支援を受けて、11年目および12年目を修了した学生
  • 医療、歯科、看護、または関連医療専門大学の学位を取得した最後の2年間の学生で、オーストラリアの病院または医療行為への配置が確認され、次の2か月以内に開始される証拠があります。
  • 酌量すべき事情・説得力のある理由で旅行する

このリストを見ると、渡航制限の免除に該当するのはかなり難しいように思えるかもしれません。

しかしこれらの中では“重要なスキルを持っている”“Priority Migration Skilled Occupation List(PMSOL)の職業でスポンサーが居る”そして“酌量すべき事情・説得力のある理由”は可能性があるのではないでしょうか?

重要なスキルの詳しい内容はコチラから、そしてPMSOLに該当する職業など詳しい内容はコチラから確認してください。

そして1番曖昧な表現で書かれている“酌量すべき事情・説得力のある理由で旅行する”場合についてです。

例えば、近親者の死亡または重病のために旅行する必要があることが挙げられますが、これらに限定されてはいません。

曖昧な表現であるため、自分が対象かどうか悩む人も多いと思います。少しでも可能性があると思う場合は、渡航制限免除の申請は無料で行えるため挑戦してみましょう!

渡航制限の免除申請が必要ないパターン

渡航制限措置は、オーストラリア人と永住者は適用除外のため、免除申請は必要ありません。

少しややこしいのが“オーストラリア市民または永住者の近親者”のカテゴリーに入る人達です。それは配偶者、デファクトカップル、扶養されている子供、そして法定後見人になります。

これらの人で、パートナー(サブクラス100、309、801、820)および子供(サブクラス101、102、445)のビザ保有者は渡航制限の免除申請をする必要はありません。

しかしフィアンセビザ(サブクラス300)を保有している場合は、渡航制限の免除申請を行う必要があり、状況に応じて検討されることに注意してください。

そしてオーストラリア市民または永住者の近親者だが上記のビザを保有しておらず、観光ビザなど一時滞在ビザを保持している場合、またはオーストラリアの有効なビザをまだ保持していない場合は、渡航制限免除の申請で関係の証明を提出する必要があります。

具体的には、結婚証明書、共有の財政や財産などの事実上の関係の証拠、出生証明書などになります。

渡航制限の免除を申請する方法

travel exemptionsと呼ばれる渡航制限の免除申請は全てオンラインで完結し、申請はオーストラリアに入国を予定している2週間以上前から2か月以内に行う必要があります。

また免除申請を完了するには有効なビザを保持しているか、新たにビザを申請し、申請を証明する書類を提出する必要がある点に注意してください。

それに加えて提出する種類は下記のような物で、それぞれの状況に応じて他の書類も追加する必要があります。

  • 身元の証明
  • 有効なビザを保持している証拠
  • 旅行予定
  • 結婚、出生、死亡診断書
  • 関係または居住の証明(賃貸契約書、共同名義の銀行口座など)
  • 旅行が必要な理由を示す医師または病院からの手紙
  • 旅行が必要な理由を示す雇用主からの手紙
  • あなたのスキルが重要である理由を知らせる企業または政府機関からのサポートレター
  • あなたの主張を裏付ける法廷宣言

これらの書類をコチラから提出します。

申請では、最大で25個の添付ファイルをアップロードできますが、最大のファイルサイズは15MB以下である必要があり、使用可能なファイルタイプは、bmp、jpg、jpeg、png、gif、csv、xls、xlsx、doc、docx、pdfです。

基本的に1週間以内に審査の結果が通知されますが、状況によってはそれ以上に日数を要する時もあります。

そしてこの申請は無料で行え、また何度でも行えます。1度申請を行い許可が下りなかったとしても、添付する書類の内容を変更して何度でも挑戦することができるのです。

新しい情報を入手するのに便利なサイト

渡航制限免除の申請を行っている多くの人は、実は1度では許可が下りていません。何度も添付する書類を吟味して、より強力な証拠を提出できるように努力を重ねているのです。

そして、そのような貴重な体験を共有し、お互いに相談やアドバイスを行っているサイトがあるんです。

それはFacebook内のグループとして存在しています。とても有益な情報が沢山溢れているので、もしも申請を考えている場合は参加してみると良いでしょう。

グループは沢山あり、例えば「TRAVEL EXEMPTION AUSTRALIA」や「Travel exemption and flights Updates to Return Australia」などがあります。

他にもPMSOLなど特定のビザに特化したグループもあります。基本、全て英語になりますが常に最新情報が共有されており、また似た境遇の者同士が励まし合いながら状況を打破しようと協力しているのできっと心強く感じるはずです。

忘れちゃいけない!オーストラリア渡航申告書

無事に渡航制限免除の許可が下り、オーストラリアへ入国できる!となった時に忘れてはいけないのが、渡航申告書の登録です。

これは12月9日以降、オーストラリアへ入国または乗継を希望する全ての者に対して、オーストラリア渡航申告書(Australia Travel Declaration)の提出が義務付けられました。

これはオーストラリア人や永住者も含まれ、オーストラリアへ出発する少なくとも72時間前までにオンラインにて必要な情報を登録してください。

もしもこれを事前に行わない場合は、飛行機に搭乗出来ない、またはオーストラリア到着時に入国までに長時間を要する可能性があるとのことです。

登録はコチラから。登録内容は、オーストラリアでの連絡先の詳細、フライトの詳細、検疫要件、および健康状態です。とても簡単なので必ず忘れずに登録するようにしましょう!

簡単にはオーストラリアへ行けなくなった今、少しでも可能性があるならはそれに賭けてみたいと思う人も多いはず。今回ご紹介した渡航制限の免除申請は全て無料で何度でも行えます。

自分が該当するか分からないと悩むのならば、先ずは申請してみてはどうでしょうか?

書類作成は簡単ではありませんが、挑戦してみる価値はあるはず!