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ドローンでビーチを監視!?今年はビーチへ出かける前に混雑具合をチェック

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オーストラリアと言えば青い海!

そのオーストラリアにビーチが楽しい季節がやってきました。特別なことをしなくても、ゆっくりと美しいビーチを眺めているだけで気分は最高ですよね。

でも今年の夏は、新型コロナウィルスの影響でこれまでとは勝手が変わってきそう。

夏を目一杯楽しむためにも、ビーチを訪れる際の注意点をお伝えしていきます。

オーストラリアの夏にはビーチが欠かせない

オーストラリアには青い海に眩しい太陽、柔らかな砂が心地よいビーチ、多くのサーファーを魅了する波、そして海の中に目をやれば色鮮やかな魚たちと珊瑚など、まるで夢のような世界が広がっています。

そんな豊かな自然を身近に感じられるビーチで過ごす時間は、オーストラリアで人気の娯楽とも言えるのです。

休みの日になれば家族や友達とビーチでのんびり過ごしたり、毎日の日課としてビーチを訪れたり、その付き合い方は人それぞれですが、オーストラリアに住んでいたらビーチは生活の一部であり、切っても切り離せない場所。

それを象徴するように、夏が近づくとビーチアイテムがそこら中に売りだされます。

スーパーはもちろんのこと、雑貨屋や洋服屋さんにまで及びます。その年のトレンドを抑えた水着、ビーチタオル、水筒に遊び道具まで!

ビーチで過ごす時間が長く、そして重要だからこそ、ビーチで映えるお洒落アイテムを欲しがっているんですね。

今年のビーチはどうなるの?新型コロナウィルスの影響は?

オーストラリアにはボンダイビーチをはじめ、世界的に有名なビーチが沢山あります。

そのため夏にもなればビーチには人が溢れ大混雑。

しかし、今年は新型コロナウィルスの影響で混雑している場所には行ってはいけませんし、なにより混雑を作ってはいけないのです。

4月や5月にオーストラリア全土でロックダウンを行っていた時期には、冬だったにも関わらずビーチにも厳しい規制が張られました。

そしてクリスマス前に発生したNSW州ノーザンビーチエリアのクラスターにより、再度限定的にロックダウンが行われています。

そのような状況の中で移動制限なども行われている地域もありますが、以前ほどの厳しい制限ではなくビーチも完全にクローズはしていません。

ロックダウンに関する最新の情報に注意する必要はありますが、今年の夏もビーチを楽しむことができるんです。

今年は海外からの観光客は居ない代わりに地元のオーストラリア人が国内を旅行するため、去年と同じく人気のビーチは混雑が予想されています。

それでは今年はどのようにして安全にビーチを楽しめばよいのでしょうか?

ドローンを使ってビーチの混雑を監視!?

この夏はビーチでの混雑を回避するために、色々な工夫がなされています。例えば人気のビーチが沢山あるシドニー北部の地域では人々が過密状態にならないようにドローンを使って監視することを発表しました。

このドローンを使ってビーチの混雑状態を把握する取り組みは、シドニーの北部でマンリービーチをはじめとして人気のビーチが沢山あるノーザンビーチの地域で、11月14日より既に行われています。

ノーザンビーチはその名前の通り素敵なビーチが何個もあるのが特徴で、代表的なマンリービーチから北の高級住宅街としても有名なパームビーチまでを指しています。

シティから約1時間で気軽に訪れることができ、夏はいつでも忙しい場所です。

そこで人々が安心してビーチを楽しめるようにと、Surf Life Saving NSW(SLS NSW)Northern Beaches Council(NBC)が協力してドローンで監視をし、混雑状況をウェブサイトとアプリにて確認できるサービスが開始されました。

監視の対象となるのは25のビーチとビーチサイドの公園なども含まれており、これよって人々が家を出る前にビーチの混雑状況を確認でき、混雑していないビーチを簡単に識別できるようになったのです。

家を出る前に混雑状況をチェック!便利なアプリとエリア情報

この夏はビーチを訪れる前に混雑状況が確認できるアプリをダウンロードして、安全を確認してから出掛けるようにしましょう!

アプリは、「Beachsafe App」と言う名前で、Surf Life Saving NSWが提供しています。このアプリでは、オーストラリアのすべてのビーチに関する最新情報にアクセスできます。

オーストラリアの海岸線をカバーするこのビーチセーフアプリは、パトロールの状況、施設、危険から天候、波浪まで、詳細な情報に加えて、ビーチの混雑状況が確認できるのです。

ビーチ好きには手放せないアプリになること間違い無し!

そして新しいビーチと公園の監視サービスは、11月14日から始まっており週末と祝日に実地されています。

ホリデーシーズンの12月21日~1月31日の間は毎日監視が行われ、それ以降は週末と祝日だけになり2月28日に終了する予定です。

ドローンによる監視が行われるビーチと公園は以下の通りです。

ビーチ

  • リトルマンリービーチ&リザーブ
  • シェリービーチ
  • マンリービーチ
  • ノーススタイン
  • クィーンズクリフ
  • フレッシュウォーター + リザーブ
  • サウスカールカール
  • ディーホワイ+グラス+ジェームスミーハンリザーブ
  • ロングリーフ
  • コラロイ+リザーブ
  • ナラビーン
  • ノースナラビーン
  • ウォリーウッド
  • モナベール
  • バンガンビーチ
  • ニューポート
  • ビルゴラ
  • アバロン
  • ホエールビーチ
  • パームビーチ

その他の地域

  • クロンターフ
  • アペックスパーク–モナベール
  • イースト・アンド・ウエスト・エスプラネード
  • ガバナーフィリップパーク–パームビーチ
  • ウィナレレミーベイリザーブ–ベイビュー

ドローンはこれまでも、そしてこれからもビーチで活躍!

ドローンを使ってビーチを監視することは、この新型コロナウィルスによって始まったことのように感じますが、実は今までも活用されてきました。

主に捜索救助活動など人命救助の場面で使用されてきましたが、海洋生物の監視にも運用が開始されています。

特に今年はサメによる被害が多発していることもあり、サメを探知することができる人工知能を持つドローンの活躍が期待されています。

これはThe Little Ripper Life Saver(リトルリッパー・ライフセイバー)と名付けられたドローンで、検知精度は90%を誇るサメ検知人工知能と連携し、サメを発見するとドローンに搭載されているスピーカーでサーファーや海水浴客に危険を伝えることができるものです。

実際にこのドローンによって恐ろしい事故を未然に防いだケースが報告されています。

2020年10月7日にNSW州の沖合でドローンがサメを探知。近くにサーフボードを漕いでいた男性がいたため、ドローンのスピーカーを使い危険なサメが近づいているためビーチに戻るように促しました。

そして男性がドローンの警告に気が付き陸に向かって泳ぎ始めると、サメは方向転換をして去っていったのです。

後からサメは体長約1.5メートルのホオジロザメだったことが分かりました。

サーファーの男性は足先までサメが近づいていることに気が付いておらず、周りを見渡しても何も見えなかったと言います。

ただ後からライフガードが映像を彼に見せた時に、どれほど危険な状況だったのかを知り驚いていたそうです。

このようにドローンは混雑状況だけでなく、サメからの襲撃からも私たちを守ってくれる画期的なサービスとして今後も活躍が期待できます。

今年の夏こそ、オーストラリアの美しいビーチの魅力を改めて実感する良いチャンスです!

身近にも驚くような見知らぬ世界が広がっているかもしれません。

そして、まだまだ新型コロナウィルスの脅威は消えていないからこそ安全に、そして安心して楽しめるように今回ご紹介したビーチの混雑状況が分かるアプリを活用してみてください。