観光目的としてならレストランやカフェなどで食事を済ませてしまってもいいかもしれません。ただ、留学やワーキングホリデーでオーストラリアに長く住むとなると、なるべくお金は節約したいですよね。
ところがいざ暮らしてみると、まず驚くのが食べ物の高さ。 ちょっと喉が渇いて買ったペットボトルは3ドルもするし、カフェでランチしようものなら20ドル越えなんてこともザラです。
節約の第一歩は、なんといっても自炊をすることです。オーストラリアで毎日外食していたらお金がいくらあっても足りません。また、オーストラリアの食事は全体的にボリューミー。健康面からみても自炊の習慣は身につけたいものです。
この記事ではわたしが実際に生活して学んだ、オーストラリアと日本のスーパーの違いやオーストラリアで食費を抑えるコツについてお伝えしていきます。
オーストラリアと日本のスーパーの違い
2大スーパーをフル活用する
オーストラリアの2大スーパーは、Coles(コールズ)とWoolworths(ウールワース)です。このスーパーはオーストラリアのどの街にもあるようなチェーン店。
主要な町の生活圏内には大抵どちらかがありますので、お世話になる方も多いでしょう。 この2か所で買い物するときも、ちょっと気を付けるだけで出費がだいぶ変わってきます。
売られているもの
お肉
まず驚いたことが肉の大きさ。日本だと少量がパック詰め、もしくは最近では一人用のものまで売られていますが、オーストラリアのスーパーだと大きな塊で売られていることがあります。
どこの家庭もそれなりに大きな冷蔵庫をもっていますので、食べない分は冷凍保存してしまったほうがいいと思います。
そして、肉の種類が豊富!日本ではあまり見かけないラム肉も売られていてヘルシーなうえにとてもおいしいです。
ソーセージ
ソーセージは日本と比べると種類がとても豊富です。
日本よりもベジタリアン人口が多いためか、大豆のソーセージなどもあります。黄色いソーセージもあって、このようなものを日本で見たことがないので驚きました。
野菜
野菜はバラ売りをされていることが多いです。日本だとニンジンが3~4本袋ではいって売られていたり、袋売りが一般的かとおもいます。
しかし、オーストラリアのようにバラ売りされていると好きなものを選べて、必要な量だけ買うことができるのでとても助かります。
日本では見かけないようなものだと、白いサツマイモなどもあります。オーストラリアで売られている白いサツマイモは、黄色いサツマイモよりも甘さが控えめなところが特徴です。
乳製品
チーズやバターも種類がとても豊富。オーストラリアは乳製品産輸出量が多い国として上位に入っていて、日本に比べて乳製品の種類が多いのです。そのため、チーズなどをふんだんに使った料理をすることもあり、食卓には毎日ならびます。
総菜
日本ではどこのスーパーでも総菜コーナーがありますが、オーストラリアでは、日本のようにお惣菜は豊富には売られていません。
自炊が苦手な人や簡単に食事の準備を済ませたい人にとっては、お惣菜がないと少し不便かもしれません。
まとめ
日本のスーパーマーケットと比べると、美味しいお総菜が少なかったりと、簡単に済ませるのには不便なこともありますが、乳製品やフルーツなど日本よりも安く買えたりと、慣れてくるとスーパーでの買い物がとても楽しくなります。
旅行をされる際にも、キッチン付きのアパートメントに宿泊すれば、ローカルの食材で料理を楽しむことができますのでおすすめです。
オーストラリアで食費を抑えるコツ
セール品をチェックする
Coles・Woolworthの商品は、基本的にすべて定価で売られています。 しかし、一部の商品は「○○%オフ」という形で値引きされます。安いものはなんと半額以下になることも!
値引き対象のセール品は一週間ごとに変わり、お店に置いてあるチラシや、ホームページから対象品が確認できるので、買い物前には要チェック!!
オーストラリア土産の定番・ティムタムもたまに半額になるので、わたしはその時にまとめ買いしています(笑)
プライベートブランド(PB)を探す
Coles・Woolworthでは、とにかくPB商品(スーパーの名前で販売されている商品)が充実しています。 卵やパンといった食品はもちろんのこと、洗剤や薬まで。 PB商品は他のメーカーの製品に比べて安いことが多いです。
たとえばパスタは500gで90セント、ツナ缶は1個80セント。 たったの1ドルちょっとでツナパスタを食べることができちゃいます。
マーケット(市場)へ行ってみる
オーストラリアの町ではマーケット(市場)があるところが多いです。 形態としては常設されているものから週末に公園で行われるものなどさまざまですが、共通しているのは新鮮な野菜が安い値段で手に入ること。
スーパーでひとつ2ドルのアボカドが、マーケットでは4個で2ドルで売られている……なんてこともよくありました。
また、マーケットではお店の人との距離が近いのも魅力。珍しい野菜や果物の食べ方なんかを尋ねてみれば、英語の勉強にもなり一石二鳥です。
まとめ
オーストラリア生活で食費を抑えるコツについてお伝えしました。 食費を上手に節約して、オーストラリアならではの生活を楽しんでいきましょう!
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