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オーストラリアで家を買おう!初めての住宅購入で知っておきたいポイント

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新型コロナウィルスの感染拡大により、オーストラリア経済もまた緊張状態が続いています。

その中で、9月初旬オーストラリア統計局の報告によると国内総生産(GDP)は7%縮小し、1959年に記録が始まって以来最大の減少となりました。

そうオーストラリア経済はおよそ30年ぶりに不況へと突入したのです。

ここで日本人が真っ先に思い出すのは、日本のバブル崩壊だと思います。同じことがオーストラリアでも起きるのでは?と心配になりますよね。

でも、オーストラリアの不動産市場は興味深い動向を示しています。

コロナ禍を期に、今までの生活と見つめ直し新しい生活様式を考えだした人も多いはず。住宅は生活を支える基盤です。

オーストラリアでの住宅購入に興味を持ちだした人に向けた、オーストラリアの不動産の特徴や今の状況などと共に、初めて不動産購入の際の重要なステップをお伝えしていきます。

オーストラリアの不動産事情と特徴

多くの人にとって、家の購入とは人生で1番高額な買い物ですよね。

そして“夢のマイホーム”という言葉が表す通り、一生に一度の買い物として捉えるかと思います。

でも不動産投資が盛んなオーストラリアでは少し事情が違います。

独身や20代の若い人たちも投資として家を買うことが珍しくないのです。

それは好景気に恵まれ住宅価格が年々上昇しており、購入価格より高く売れる、または賃貸として残しておき家賃収入を得られる機会が多いからです。

日本では超低金利の時代が続いているのにも関わらず貯金をしている人が多い印象ですが、オーストラリアでは貯金をするよりも家などに投資をする方が主流になっています。

例えば、最初に中古で手が届く価格の家を購入し、ローンを払いながら家を改装して購入価格より高く売り、更に大きい二軒目の家を購入するパターンなどが挙げられます。

オーストラリアでは購入した家を持ち続ける年数は平均して7年と言われ、それだけ多くの人が頻繁に家を買い換えているのです。

また日本人には新築の家が好まれるイメージですが、オーストラリアでは中古物件も人気が高く年数が経っても値段が落ちることはありません。

築50年の家でも中が改装されていれば購入価格より高く売れることが一般的です。

このようにオーストラリアの不動産市場は活発に売買が行われていて、日本の不動産市場よりもスピード感があるのが特徴です。

オーストラリアで不動産投資が人気の理由

オーストラリアの不動産市場が活発な理由の1つが、不動産投資の人気です。

シドニーやメルボルンなど大都市の顕著な人口増加はもちろんのこと、それ以外でも人が集まる要素を含む都市では不動産需要が高まり、住宅価格の上昇が見込まれています。

これにより不動産投資に興味を持つ人は多いのです。

投資と言えば株式などの金融商品がメジャーな気がしますが、オーストラリアでは不動産の方が主流で人気のある投資対象であると言われています。

なぜならオーストラリアは今歴史的な低金利の時代であること、長期に渡り安定した家賃収入が得られること、また不動産投資は比較的投資リスクが低いと位置づけられているからです。その他にも投資物件に掛かる経費やローンの利息が、家賃収入から税控除されるので節税対策にも繋がります。

このような理由から、オーストラリアでは多くの人が不動産投資に興味関心を持ち、挑戦しています。

つまりオーストラリアの不動産市場は、プロの投資家・一般人の投資家・そして自宅購入希望者の三つ巴によってより発展していっているのです。

コロナ禍での不動産市場で起こっていること

オーストラリア経済が30年ぶりの不況に突入した中で、不動産市場はどのような動きを見せているのでしょうか?

5月の段階では、住宅価格が32%も下がると予測を出した銀行もあります。

しかし現在までの様々なデータソースによると不動産価格は全体的に2~3%を超えて下がっていません。そして予測を出した銀行も9月初旬に間違いを認めました。

では一体何が起こっているのでしょうか?

新型コロナウィルスのパンデミックが経済に大打撃を与えたことで一生に一度の不況に陥ったため、オーストラリア政府は2020年3月に政策金利は0.25%に引き下げました。

これは利下げによって支出が刺激され、景気の減速を遅らせることができるからです。

そして低金利は資産価格の上昇をもたらすというのが一般的に受け入れられている経済原理でもあります。

例えば、企業が成長のためにより低い金利で資金を調達できれば、その企業の利益はより高くなり、その分で株式の価値はより高くなります。これと同じ概念が財産にも適用され、財産の一部である不動産も含まれるのです。

そしてオーストラリアの中央銀行は当面の間、金利をこの記録的な低水準に維持する計画であるとも述べています。

このような理由から、コロナ禍でもオーストラリアの不動産市場はより活気に満ちてきているのです。

オーストラリアで初めて不動産購入を考えた時の最初の3ステップ

さぁ、オーストラリアの不動産市場の特徴や現状が見えてきたとことで具体的にどうやって準備を進めていけば良いの?と思われる方も多いはず。そこで初めて住宅を購入する方に向けた最初の3ステップをお伝えしていきます。

1、頭金の準備を始める

初めての住宅購入を考えだしたなら、まずは貯金を始めましょう。頭金だけでも相当な額になります。

これを短期間で用意するのは現実的ではありません。また長期間にわたって収入の相当な割合を貯金に回している証拠があると、貸し手の銀行との面談の際にそれを持参し、準備と整理が整っているように見せることができます。

節約するのは簡単ではありませんが、自分で頭金の予算を設定し、そこから収入・支出を見直していくことで自分の置かれた状況を理解することができます。

2、ローンの仮審査を受ける

まず自分がいくらローンを組むことができるのか、その目安を知るためにローンの仮審査(プレ・アプルーバル)を取る必要があります。

銀行やモーゲージ・ブローカーに連絡をして、持っている資産・預金・収入に支出などをチェックしてもらい、いくらまで借りることができるのか、そしていくら返していくことができるのかを事前に確認してもらいます。

これはあくまでも仮なので、確実にその金額を借りられるという保証はありませんが、計画を立てる上で重要になります。

銀行によっては有料になりますので、先ずは無料の銀行で行ってみるとよいでしょう。

3、情報収集をする

不動産を購入する際に最も重要なのがエリアリサーチです。都市開発、人口の増加、交通の利便性に加えて、周辺の賃貸料や固定資産税に渡るまで徹底的に調べる必要があります。

日頃からニュースをチェックしたり、不動産雑誌、不動産サイトを確認したりして知識と情報を得ましょう。

自分が興味を持ったエリアと予算とがマッチするかも重要なポイント。そのエリアの最安値と最高値の不動産価格、どのような物件が提供されているか、また特に気にいった物件がどれくらいの価格で売れたかをチェックしていきましょう。

このような作業を繰り返していけば、どのエリアでどのような形態の家が自分にピッタリ合うのかが見えてきます。

この最初の3ステップから始めると、少しずつ自分に合った不動産が見えてくると思います。

それと同時に、なぜ不動産を購入したいのかもハッキリしてくるはずです。不動産が高額な買い物には変わりありません。その中で、自分の思い描くライフプランに合った形を模索していきましょう!

最後に

オーストラリアは不動産市場が活発な国です。30年ぶりの不況に突入したと言われる今でも、日本のバブル崩壊時のような大暴落は起きていません。そんなスピード感と活気あふれる不動産市場の情報と共に、住宅購入に向けて重要な最初の3ステップをお伝えしました。

住宅購入を考えるという事は、自分の生活を見つめ直し、これから先どんな未来を迎えたいかと考える機会でもあります。

少しでも不動産に興味を持ったら、少し立ち止まって考えてみるのはどうでしょうか?