オーストラリアを舞台にした、映画は意外にも多くはありません。 どちらかというとドキュメンタリーなどその大自然を舞台にした作品が多くあります。
今回はそんな中、オーストラリアを舞台にして、その世界観を楽しむことができる作品をご紹介していきたいと思います。
LION /ライオン 25年目のただいま
「英国王のスピーチ」の制作陣によって作られたオーストラリア映画の傑作です。
幼い頃に迷子になって、オーストラリアの夫婦によって育てられた主人公が、過去の記憶を頼りに家族を探し始めます。 本当にそんなことが起きるのか?と疑ってしまうけれど、実話が原作になっている作品です。
映画で出てくるオーストラリアの自然の美しさもさることながら、事実は小説より奇なりと言いますが、その想像できないストーリーに引き込まれます。
奇跡の2000マイル
1977年にオーストラリア西部をラクダとともに、3000キロもの砂漠を単独で横断した女性の話を基に作られています。 車や便利な旅の道具がない中で、人に騙されたりと辛い思いにも耐え、やりたいと思ったことをどうにかやりきるその強い信念を感じることができる映画です。
映画の中で自分の最愛のパートナーであった犬との辛い別れもある過酷な旅。 人に騙され、利用され、助けられて旅を続ける主人公を見ていると、ロードトリップで車が壊れるくらい屁でも無くなりますので、オーストラリアのラウンドを考えている方はぜひご覧ください。
オーストラリア
「オーストラリア 映画」で検索すると必ずと言っていいほどヒットするこの映画。ニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマンが主役なので、当然と言えば当然。
その話題性もあったため、初登場で1位を記録しました。 舞台は第二次大戦前のオーストラリア・ダーウィン。恋愛ものの映画ですが、歴史的な背景の中で、オーストラリアがどのようだったかを知ることができる作品です。
ソウルガールズ
オーストラリア先住民アボリジニーの居住区に暮らす4人組みグループの音楽映画。 グループ内の女性同士のいざこざも乗り越えながら、スターを目指していくストーリーですが、ソウルフルな歌声も楽しめる作品です。
クロコダイル・ダンディー
随分古いですが、これを見ずしてオーストラリアを語ることはできない作品。 オーストラリアの自然を味わいにいく前に、クロコダイルの怖さを知るのもいいかも。
実際にオーストラリアでは4、5メートル級のクロコダイルも捕獲されていて、映画でもリアルな世界観を楽しむことができます。
ドリフト 神がサーフする場所
オーストラリアを舞台にしたサーファーの兄弟がサーフショップを立ち上げていく物語。 こちらも実話を基にしており、ストーリーが面白いだけでなく、オーストラリアのサーフィン文化を知ることができる作品です。