オーストラリアに行ったら、マリンアクティビティは欠かせません。ケアンズやゴールドコーストでも多くの人が自前でボートやクルーザーを保有しており、釣りやダイビングに出かけて行きます。
調子がよければ、GTも岸から釣れたりするので、釣り好きにはたまらないでしょう。
今回は、誰でも簡単に挑戦できるオーストラリアでの海釣り事情をご紹介します。
釣り道具
釣り道具はBCFというアウトドアショップ、釣具屋で簡単に手に入れることができます。
Coles (コールス)やWoolworths (ウールウォース)のアウトドアコーナーでも$50程度で揃えることができますので、特に日本からライトなコンパクトロッドを持っていく必要はないかと思います。
釣りの仕掛けや針の大きさも日本とは違いますので、釣りをしてみたい場合はまず現地のスーパーかアウトドアショップに出向きましょう。
釣りの仕掛け
エサ釣り
リーダーをつけて、オモリと針、サルカンでの簡単な仕掛け。それに、冷凍のイワシやサバ、イカなどを2-3センチ程度に切って針につけるのが主流です。
そのほかにハムや鶏肉なども魚種によっては使えます。
海流も強いため、オモリも日本よりも大きいものを利用しましょう。
釣り針も日本とは全く違い、ブラックバスフィッシングに使われるようなサイズの釣り針に餌をつけて釣るので、仕掛けも現地調達するのがオススメ。
ルアーフィッシング
オーストラリアで釣りたいのがバラマンディ。河口付近から海まで幅広く釣れますが、海にいるバラマンディのが味も美味しいです。
ミノータイプのルアーで釣りをしますが、釣っていいシーズンがありますので、チェックしてから向かいましょう。
釣りエサの見つけかた
スーパー
スーパーのデリの海鮮コーナーでは、イワシやサバ、イカなどがキロ単位の量り売りで売られています。
餌が見つからない時はこれらを利用しましょう。
ガソリンスタンド
やはり多くの人が釣りをするためか、ガソリンスタンドに併設されているコンビニでも冷凍の餌が売っています。
オーストラリアのガソリンスタンドはさながら日本でいうコンビニのイメージ。
24時間空いているコンビニがあまりないため、ガソリンスタンドはちょっとしたスーパーになっているところもあります。
釣具屋
アウトドアショップはBCFというアウトドアショップがチェーン店で有名です。
釣り場の探しかた
ケアンズやゴールドコーストは場所によっては、サーファーや観光で来ている人も多く見かけます。
というか全然釣り人がいない場所もあります。
フィッシングポイントと呼ばれる場所で釣りをする分には問題ないのですが、一般のかたも多くいる場所ではなかなか釣りがしづらい場所も多いのが現状です。
基本的には、Google mapで岩場のある岬や河口付近をあらかじめ確認しておいて、実際に現地で釣りができるか確認するのがいいと思います。
岬によっては岩場がすごく危険で近くまで寄れない場所も少なくありません。
サーフからの釣りも禁止されていない場所ではできますが、遠浅だったり、潮の干満に左右されることが多いので、フィッシングポイントや岩場、河口付近を目指して釣り場を見つけるのが一般的です。
もちろん餌を買うときに、店員さんに釣り場を聞いて教えてもらうのが一番です。 潮の干満は下記のサイトでチェック!
そのほかに必要なもの
メジャー
オーストラリアは持ち帰ることができる魚のサイズが種類によって決まっています。
魚種ごとのサイズを知らないで、クーラーボックスにガンガン入れていたりすると、管理員によって確認されることもありますので、注意が必要です。
また州によっては釣りのライセンスも異なってきますので、餌の売っている、釣具屋もしくはガソリンスタンドで確認するようにしましょう。
タオル
釣れた魚で思わぬ怪我をすることもあります。
ハンマーヘッドと呼ばれるサメなども外道として釣れますが、ちょっと暴れただけで、鋭い歯やヒレなどでスパッと切れて大怪我してしまうこともありますので、タオルでしっかり押さえながら、針を抜いた方が無難です。
ニッパー
日本でも同じですが、なかなか針が取れないこともあります。
とるのに時間がかかると魚へのダメージも大きくなってしまうので、常に持ち歩いておくのがいいかと思います。
レザーマンのニッパーを1つ持っておくと便利です。
番外編 -ソルトウォータークロコダイル-
出会ったことはありませんが、ソルトウォータークロコダイルもいるのがオーストラリア。
砂浜で歩いた跡を見つけると血の気が引きます。
それからというもの水辺からは少し離れてキャスティングするようにしています。