Chandon Brut Rosé(シャンドン・ブリュット ロゼ)
種類 | スパークリングワイン |
生産地 | オーストラリア ビクトリア州ヤラ・バレー |
ワイナリー | Domein Chandon Australia ドメーヌ・シャンドン・オーストラリア |
品種 | シャルドネ/ピノ・ノワール |
価格帯 | 2,600円~ |
度数 | 12.5度 |
味
グラスに注ぐとビーズのように形の揃った細かな泡が立ったのちに、ピンクのバラの花びらを思わせる美しい色合いの液体が現れます。いちごやチェリー、ラズベリーのようなフルーティーな芳香、ナッツやバニラを思わせる甘味とグレープフルーツのような柑橘系のさわやかさも備えた複雑で繊細な味わいです。
ブリュットらしい、すっきりとしたドライな後味です。
合う料理
生ハム各種、スモークサーモン、オリーブ、チーズ、パプリカやズッキーニ、ペコロスのマリネ、茄子のグリル、豆腐や野菜を使ったディップとカナッペ、クリームチーズやカッテージチーズなどのフレッシュチーズともよく合います。
ドメーヌ・シャンドンの公式サイトの商品説明には「寿司や刺身」に合うとのおすすめもあります。
また、料理だけでなくデザート系、チーズケーキやチョコレートケーキとも相性がよいです。ぶどう、いちじく、イチゴなどのフレッシュフルーツ、レーズンやアプリコットなどのドライフルーツとも合います。
歴史と特長
オーストラリア、ビクトリア州ヤラ・バレーは、オーストラリアの中でも良質なブドウが育つ気候条件と土壌が整う地であり、古くからこの地に根付いているワイナリーがいくつもあります。
その中で、シャンパーニュで有名なフランスのモエ・エ・シャンドン社の目に留まったのが「グリーン・ポイント」の広大なブドウ畑を有するこのワイナリーでした。
1986年に「ドメーヌ・シャンドン」となり、モエ・エ・シャンドン社の製法で、高品質のスパークリング・ワインが生み出されています。
スパークリング・ワインの命である美しく細かい泡。この泡は「メトード・トラディショネル methode traditionnelle」と呼ばれる丁寧な製法によって生み出されます。この製法は、しぼったブドウジュースの発酵を1回目は樽の中で、2回目はボトルの中でと2段階に分けて行うもので、その後は最低18ヶ月、さらに瓶の中で熟成されます。
まとめ
女性の目を惹きつけそうなかわいいピンクのボトルラベル。モエ・エ・シャンドン社のシャンパンと同じ丁寧な製法で作られており、一定以上の高い品質を維持しているにもかかわらずリーズナブルな価格帯となっており、コストパフォーマンスの非常に高い製品です。
シャンドンのロゼには、このブリュット以外にもピノ・ミュニエのロゼ(PINOT MEUNIER ROSÉ)、ビンテージ・ブリュット(VINTAGE BRUT)、甘口のキュベ・リッシュ(CUVÉE RICHE)もあります。自宅でお料理を用意して飲み比べるのも、きっと楽しいですね。