カテゴリー
お酒 シドニー ワイン

オーストラリアとアメリカの違い。「白ワイン」を比較

ホーム > 都市別 > シドニー > オーストラリアとアメリカの違い。「白ワイン」を比較

ワインと言えば、フランスワイン、イタリアワイン、スペインワイン、カリフォルニアワイン、チリワインなどが有名ですが、オーストラリアも大きなワイン生産国になります。

南半球に位置するオーストラリア。北側と南側では気候が違うため、比較的涼しい気候の南部かつ沿岸部のオーストラリアにワイン産地は集まっており、季節も日本とは逆のため、ぶどうの収穫期も北半球より半年早い3−4月です。

また、気候が安定しているため、ヴィンテージによる差も他の国のワインに比べると比較的少ないというメリットがあります。それゆえ、「〇〇ブランドのワインは2015年は美味しかったのに、2019年は出来がいまいち。。。」ということが少なく、いつでも美味しいワインに出会えます。

私はワインが大好きで、日本では赤ワインを多く嗜んでいましたが、オーストラリアでは美味しい白ワインに出会うことが多く、一瞬にして白ワインファンになってしまいました。

特に夏の暑い日に、キンキンに冷えた白ワインをオイスターと一緒にいただく瞬間はまさに至福のときです。今日は皆さんにオーストラリアのワインのお話をしていきます。

ワインにも垣間見れるオーストラリア気質

オージーはちょっぴり面倒臭がりで、のんびりゆる~い気質をしています。「No worries」(大丈夫大丈夫、なんでもないよ)が口癖で細かいことに寛大な国民性です。

とにかく簡単なことやシンプルなことを好むので、普段の生活でも「あ、これ使いやすいな」とか「簡単で便利だな」ということに遭遇したりもします。

そしてそれはワインにも見られます。一般的に日本で購入する海外輸入のワインと言えば、コルクで栓がしてあるためワインオープナーが必要ですね。

しかし、オーストラリアのワインは赤でも白でもコルクではなくスクリュータイプのキャップなので、手でねじればすぐに開けられます。品質保持の技術研究も重ねられているので酸化することもなく、簡単に美味しいワインが飲めるのです。

またオーストラリアは島国のため、食べ物や飲み物は輸入産よりも自国産のものを中心に販売する傾向があります。ワインもオーストラリア産ワインばかりです。

そして、同じくらいよく販売されているのを見るのは、お隣ニュージーランド産のワインです。ニュージーランドは面積の小さい国ですが、美味しく有名なワインが沢山あり、島国同士助け合っているといった感じです。

有名なオージーワインの産地

オーストラリアと言えば、白ワインだと花のような香りのソーヴィニヨンブランク、フルーティーで爽やかかつドライな口当たりのリースリング、オークの匂いがキリッとくるシャルドネ、ライトな飲み口のセミリョンセミリョンソーヴィニヨンブランク

赤ワインだと深く濃いダークチェリーのような味わいのシラーズ、渋みが少なくどんな料理にも合うピノ・ノワールなどが有名です。

ワイン産地の地方は大きく分けて5つ

  • オーストラリア最大のワイン産地でもある南オーストラリア地方
  • 最も歴史のあるハンターバレー地方
  • 西に位置するマーガレットリバー地方
  • スパークリングで有名なヴィクトリア地方
  • オーストラリア本土から離れた小さな島のタスマニア地方

ヴィクトリア地方にあるヤラバレーには、日本でも有名なフランスのシャンパン「モエ・シャンドン」のオーストラリア法人「ドメイン・シャンドン」のヴィンヤードがあります。ヴィンヤード巡りをしながらオーストラリア国内を旅するのも優雅で楽しいですよ。

ワインの買い方とおすすめブランド

オーストラリアではスーパーマーケットでアルコール類を購入できません。

大抵大きなスーパーの隣にはリカーランドBWSという名前のボトルショップ(酒屋さん)があるので、そこでお酒を購入します。ダンマーフィーというお酒のディスカウントショップも有名で、そこでは少し安い価格で購入できるのでおすすめです。

また、日本のようにお酒を公共の場で飲んだり、お酒のラベルが見える状態で外を歩くのは違反となるので、お酒を買った際には茶色の紙袋で包まれラベルが見えないようになっています。

公共の場で飲むのは基本的にダメなのですが、夏にビーチでバーベーキューなどをしている時などはなぜか特に注意をされることもありません。そこもちょっとゆるくて寛大なオーストラリア精神が垣間見れます。

オーストラリア産ワインとデザート

またシティでは夜の10時以降はお酒の販売禁止という法律もでき、例えばシドニーの中心街では10時には酒屋さんが閉まってしまいます。もちろん若く見える日本人はIDカード持参でないと販売してくれないことも多いので忘れずにパスポートを持参しましょう。

オーストラリアワインと言えば

日本でもよく売っているのがワラビー(カンガルーに似た動物)のラベルのイエローティルと、獅子のようなマークのついたマクギガンが有名です。この2つはコンビニなどでよく売られています。

イエローテイルは値段が非常に求めやすいのにもかかわらず、とてもおいしく飲みやすいワインです。

ワラビーラベルが可愛い「イエローテイル シャルドネ」

マクギガンはハンターバレーにある有名なワイン農場で沢山賞を獲得しています。

そのほかのおすすめワイン

そのほかにも私がイチオシするのは南オーストラリア地方クレアバレー産のペタルマリースリング、白ワインです。お店にもよりますが、通常29ドルで販売されています。ボトルを開けると非常に爽やかで花のような、柑橘系フルーツのようなな香りが漂います。キンキンに冷やして楽しんで欲しい1本です。

迷わず聞こう!

ボトルショップへ行ったはいいものの、沢山種類があってどれを購入しようか迷った場合は、まずお店の人に聞くのが1番です。

ある程度の希望「赤か白かスパークリングか」や「甘口、辛口」そして「だいたいの希望価格」を伝えるとお店の方がいくつかおすすめを探してくれます。彼らは生粋のオージー。お酒やワインをよく知っているのでおすすめされたものはかなり信用できます。

それでも迷ったら、私の購入基準は最低でも19ドル以上のワインということです。

もちろん、それ以下の値段でも美味しいワインに出会えることはありますが、どうしても安いワインだと酸化防腐剤が強く、味に雑味を感じたり、飲みながら頭痛が出てくるものが多いです。19ドル以上のワインだと値段的にも安くも高くもなく、美味しいものに出会えます。

19ドル以上のワイン

何度も足を運んだハンターバレー

初めてハンターバレーに行ったのはオーストラリアに来て1ヶ月目でした。

ハンターバレーはシドニーから車で2時間程度なので気軽に行くことができます。どうしてもヴィンヤードに行くとティスティングでワインを飲むので、泊まりで行くか、ツアーで行くことをおすすめします。

ハンターバレー

日帰りツアーだとだいたい100-120ドル前後で3、4つのヴィンヤードを訪れることができます。ただ、どうしても行くヴィンヤードを自分で選べる訳ではないので、各自で自由に行くほうが私は好きです。そして泊まった際には夜外に出て空を眺めてください。周りに明かりが少ない分、言葉を失うほど綺麗な星空がみれますよ。

インフォメーションセンターがあるので、そこでハンターバレーの地図や情報をもらえます。冊子から気になるウィンヤードをいくつかピックアップし、ドライブしながら向かいます。土地が広いのですれ違う車も少なく、長閑な光景がずっと広がります。

ヴィンヤードに着くと、どこもティスティングのできる場所があり、そこの農場の方の説明を受けながら味見ができます。

もちろん「絶対買わないといけない」ということはありませんので、気軽にティスティングさせてもらいましょう。ワイン以外にも、オリーブオイルやチーズも生産し、販売しているところがあるので。ワインのお供としてついでに買うのもこれまた楽しみの1つです。私は1日に数軒まわり、赤、白、スパークリングを最低でも1本ずつは買って帰ります。

ハンターバレーのレストラン

ハンターバレーワインの中からどれか一つを選べと言われたら、私がイチオシするのはTEMPS TWO(テンプストゥー)のシラーズ・ロゼのスパークリングワインです。

ティスティングをした時は本当に衝撃的でした。一気に口の中にアールグレイ紅茶のように深い、かつ花のような味が広がりました。とにかく今まで飲んだロゼのスパークリングワインの中でも群を抜いて美味しいワインでした。特に女性にオススメのワインです。(1枚目写真1番右)

シラーズ・ロゼのスパークリングワイン

日本では珍しい赤のスパークリングワイン!

もう一つ紹介しておきたいのがスパークリングシラーズです。

スパークリングワインといえば、通常白やロゼが主流ですが、シラーズという品種のぶどうがよく育つオーストラリアではなんと赤のスパークリングワインもよく飲まれます。白やロゼと比べるとしっかりとした味わいにスパークリングの爽やかな口当たりが優しくプラスされ、なんともいいがたい味わいなのです。

口当たりがよく非常に飲みやすいので、普段は赤ワインが苦手な友人でも「美味しい美味しい」と飲んでいました。1杯目のスターターワインとしても、食事のお供としても、はたまた食後のデザートワインとしても活躍できます。本当にどんなお料理にも、シーンにも合うので1度は飲んでも欲しいワインです。

あまりレストラン等では見かけないので、ボトルショップでの購入をおすすめします。スパークリングコーナーに置いてありますが、種類がすごくあるわけではないので、もし見つけにくかったら店員さんに聞いてみましょう。こちらもキンキンに冷やしてお召し上がりください!

珍しい赤のスパークリング・ワイン「Chandon Sparkling Pinot Shiraz(シャンドン・スパークリング・ピノ・シラーズ)」

アメリカのワインも負けていません

やはりアメリカといえば1番有名なのはカリフォルニアワインです。そしてカリフォルニアワインと言えばナパバレー

2009年に映画「サイドウェイズ」でも舞台となった、ナパバレーはピノ・ノワールなどの赤ワインで有名ですが、一方でソノマは白ワインの産地として有名です。

カリフォルニアワインはアメリカ国内のワイン生産9割を占めているとも言われていますが、カリフォルニアも気候が安定しているため、ワインが非常に育ちやすい土壌をしているのが理由の一つです。

アメリカワインも沢山のワインがあるため、どれを買おうか迷ってしまいます。

その中でも、数年前に飲んだソノマ産のシャルドネ(白ワイン)セントフランシスは忘れ難い味でした。普段シャルドネの強いオーク感が苦手で、飲んでもグラス1杯だったのですが、このシャルドネはオーク感が強すぎず、ドライなのにスムーズで華やかな味わいで、大変口当たりが良いものでした。

値段は15ドル前後と高くないわりに大変美味しかったです。白ワイン好きにはオススメの1本。白身のお魚やシーフード料理と一緒にいただきましょう!

アメリカ産の白ワイン

とにかくオージーワインをお試しあれ!

とにかくオーストラリアにきたら、オージーワインを1度は絶対飲んでみてください。カフェでもレストランでもパブでも気軽に飲めます。

外の席に座り、青空や海を眺めながらオーストラリア産のオイスターを一緒に頂いた時には最高の贅沢感を味わえますよ!