Bushfire(ブッシュファイヤー)からコアラを助ける方法

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オーストラリアのニュースを見ていると、連日のように森林火災(ブッシュファイヤー)によって死亡したり、火傷を負ったコアラや動物の情報が飛び交っています。アデレードの南西に位置しているカンガルー 島ではコアラが推定で5千匹も犠牲になったと言われています。

もちろん被害を受けているのはコアラだけでなく、人や家屋、その他の動植物も甚大な被害を被っています。ここではあえて、オーストラリアの代名詞とされているコアラにフォーカスをさせていただきました。

今回のこの未曽有の大規模な森林火災(ブッシュファイヤー)の影響により、アメリカからも多くの消防士などが派遣されたり、寄付も多くの芸能人がFacebookなどのSNSでシェアしたことから多くの資金が集まっています。

ブッシュファイヤーそれ自体は、オーストラリアで古来より発生している自然の営みの1つ。

実際にブッシュファイヤーによって恩恵を受ける生態系も多く存在しています。高温や乾燥によって、油分を多く含むユーカリの枯葉や樹皮から発生しますが、これによって、オーストラリアの自然の生態系のバランスをとっているとも言えます。

しかし、今年のブッシュファイヤーは気候変動によるものなのか、例年と比べ規模が大きく、極度な乾燥、強風、雷による更なる被害も予想されていて各国から募金が集まっています。

Bushfire(ブッシュファイヤー)の原因

日本にいるとあまり聞かないため、想像しづらいですが、日本以外の極度に乾燥している地域は自然発火が原因のブッシュファイヤーや山火事が頻発する地域があります。

オーストラリアもその地域の1つで、乾燥、気温などの気候変動や油分を多く含む火災の発生原因とされるユーカリとブッシュファイヤーが発生する原因がそろっています。

大多数のオーストラリア人もこれが自然の営みであると理解していますが、年によって規模に差異があり、2019年はその規模が大きいとされて警告が相次いでいます。

こちらのサイトでどこでブッシュファイヤーが発生しているか見ることができます。

my firewatch(https://myfirewatch.landgate.wa.gov.au/myfiremap

コアラや動植物への被害

もちろんコアラだけでなく、ポッサムやその他の動植物も危機に瀕しています。

あまりに大規模なブッシュファイヤーが発生している場合は、その地域一帯の生態系が一変してしまうため、自然との距離感をバランスよく保つ必要があります。

何も持たずにオーストラリアへ旅行しよう #GoWithEmptyEskies

日本でもそうですが、支援物資は豊富にある場合も多く、モノが溢れてしまうことで火災が続いている被災地に二次災害を生み出しかねません。

実際にヴィクトリア州の救援センターでも部屋の大部分が物資で埋め尽くされてしまっている現状があります。

そこで一つの支援方法として、#GoWithEmptyEskies(空っぽのクーラーボックスを持って行こう)が今SNS上で広まっています。

Eskies(エスキー)というのはオーストラリアのスラングでよく使われる言葉ですが、クーラーボックスの意味になります。

この空っぽのクーラーボックスをもっていくことで、氷やお酒、食料、はたまたレンタカーをしてガソリンなどの燃料までを現地で調達し、宿泊することで、被災地の継続的な支援につながるこちになります。

まだまだ予断を許さない大規模な森林火災(ブッシュファイヤー)ではあり、数ヶ月は続くのではないかと言われていますが、これからは単純な物資の支援をするよりも、資金の援助や観光による、地域経済の長期的な支援を考えるタイミングになってきました。

募金の方法

日本にいてできることと言ったらおそらく募金などの寄付やSNS、クラウドファンディングなどでの情報拡散になるかと思います。人からどう見られるかなどと考えず、ぜひ積極的に参加してほしいと考えています。

コアラへの募金

https://www.gofundme.com/

クラウドファンディング

https://www.mycause.com.au/

消防、消火への募金

https://mkc.org.au/ https://bushfire.org.au/

オーストラリアはブッシュファイヤーで燃え続ける国ではありません。ぜひオーストラリアに旅行にいきましょう!

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