オーストラリは広い国土に多くのクライミングエリアがあります。その多くはオーストラリアのシドニー・ブルーマウンテンズよりも南寄り。
世界屈指のボルダリングの聖地グランピアンズ(The Grampians)もとても有名なクライミングエリア。
ただ、最近ではクライマーのマナーの悪さが問題になり、一部エリアでのクライミングが禁止になったりしています。
クライミングの歴史
日本同様1920年代にオーストラリアでもロッククライミングが広がり始めます。
ヨーロッパやアメリカ、日本などと同様、アルパインクライミングなどの登山ルーツとしたクライミングから始まり、スポーツクライミング、ボルダリングへと発展していきました。
有名なクライマー
Angie Scarth-Johnson(アンジー・スカース・ジョンソン)
オーストラリア・キャンベラ出身。7歳の頃にクライミングを始めたアンジー。そして9歳の頃に、リードクライミングでグレード31をクリアした最年少選手。
Oceana MacKenzie(オシアナ・マッケンジー)
日本で行われた世界選手権やワールドカップにも参加hしているマッケンジー選手。もともとは姉妹で地元のクライミングジムに通っており、徐々に競技にも参加するようになる。
Lucy Stirling(ルーシー・スターリン)
Lucy Stirling ‘Olympic Dream’. from Matt Raimondo on Vimeo.
12歳のときに地元のジムでクライミングを始める。複数のワールドカップでオーストラリア代表として世界のクライミングシーンをリードしています。
Tom O’Halloran(トム・オハロラン)
ブリスベン出身のクライマー。2017年に伝説的なグランピオンズのボルダー課題であるWheel of Life’ V15 (8C)を完登。
Ned Middlehurst(ネッド・ミドルハースト)
Ned Middlehurst – Sport Climbing 2018 from Sue Middlehurst on Vimeo.
オーストラリアのbaysiderockでクライミングをはじめた、現在19歳のネッド。ユースのナショナルチャンピオン。
Hugo Hornshaw(ヒューゴ・ホーンショー)
まだまだ若いヒューゴ。浅草クライミングのシューズのレビューをしたりと自分でも動画の制作をしているようです。
Campbell Harrison(キャンベル・ハリソン)
日本でも同様ですが、オーストラリアでのクライミングは、動植物などの環境破壊につながる可能性やアボリジニなど原住民とのミスコミュニケーションにより問題が発生します。
クライミングをする際は、ローカルのクライミングコミュニティに事前に連絡をとり、安全に行えるよう心がけて楽しめるといいかと思います。